研究の概要

令和5年度　研究の概要

全道研究担当者研修会　兼　札幌市学校体育研究連盟中学校ブロック研究授業

　令和５年12月１日（金）札幌市立真駒内中学校にて、北海道学校体育研究連盟全道研究担当者研修会　兼　札幌市学校体育研究連盟中学校ブロック研究授業が開催されました。全道研究担当者研修会には、全道から12支部より40名を超える会員が参集しました。秀島委員長の挨拶や各支部の活動報告、嶋本事務局長による活動報告の後、研究推進報告として研究部より十勝大会の報告がされました。また、河本研究部長による全国大会に向けた今後の方向性についての発信がなされました。最後に、千葉副委員長により次年度2024年10月18日（金）の全国プレ大会に向け、全道各支部の協力体制を強化していくことが述べられ閉会となりました。
　続いて札幌市立真駒内中学校の大山綾花教諭による１年ダンス「創作ダンス」の授業公開が、札幌市学校体育研究連盟中学校ブロック研究授業を兼ねて行われました。教材化では、生徒の日常生活に関連した事柄を踊りのテーマに設定して活動に向かいやすくする「エモーションタイム」により、個人のイメージを即興的に表現する力の積み上げが見られました。さらに、課題を見付ける活動では、前時に撮影した動画から自チームの課題を見付け、改善する時間を設定するとともに、個人で考える時間およびチームで考える時間が保証されていました。大山先生の生徒への温かな関わりや価値付け、「ムーブノート」の「ナイスカード」を記入する活動を通してチーム内での他者評価が促進されるなど、生徒同士が互いを認め合い、高め合いながら学習を行ってきた軌跡が見られる授業でした。